口コミで人気の税務調査や税理士事務所に相談!領収書はどう保管すればいい?
領収書の保管方法
領収書は枚数が多くなりがちで管理が大変ではありますが、保管が義務付けられているためしっかり残しておく必要があります。原則として、紙媒体でそのまま保管をします。
保管方法は、A4用紙などに領収書を貼り付け、バインダーにファイリングするというのが定番です。このとき日付順に並べれば、あとで見返すときにも便利です。また、勘定科目別に保管をするという方法もあります。しっかり保管ができていれば、自身のやりやすい方法を選んで問題ありません。
紛失してしまった場合
万が一領収書を紛失してしまった場合どうしたら良いのでしょうか。通常、領収書の再発行はできないと思ったほうが良いでしょう。同じ内容の領収書が2枚あると、その後のトラブル原因になりかねないからです。
領収書を紛失した場合には、すぐに日付、支払先、金額、取引内容をメモし、出金伝票や振替伝票に記録をしてください。領収書に比べると信ぴょう性が低くあまり使える手ではありませんが、事実と認められれば税務上問題なく記録として使用できます。
保管期間はいつまで?
領収書も帳簿や申告書と同様、一定期間の保存が義務付けられています。年数は法人と個人で異なります。法人における領収書の保存期間は、法人税申告期限日を起点に7年間です。この間は、領収書を処分してはいけません。
一方で、個人事業主の保存期間は、確定申告期限日を起点に決められ、白色と青色で異なります。白色申告の場合は5年、青色申告の場合は7年です。ただし、青色申告であっても、前々年の所得の金額が300万円以下の場合には、保存期間が5年となります。